2001-06-06 第151回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号
同時に、日本全体を見ますと、どうも針葉樹林の方が戦後の造林において非常に広く行き渡ってしまって、濶葉樹林、広葉樹林あるいは針広混交林というのがだんだん少なくなってきたのではなかろうかという声も聞かれます。そうした面にも配慮しながら、今後とも、針広混交林などの拡大等にも力を入れてまいる。
同時に、日本全体を見ますと、どうも針葉樹林の方が戦後の造林において非常に広く行き渡ってしまって、濶葉樹林、広葉樹林あるいは針広混交林というのがだんだん少なくなってきたのではなかろうかという声も聞かれます。そうした面にも配慮しながら、今後とも、針広混交林などの拡大等にも力を入れてまいる。
そのえさを供給するものは何かということになれば、それは濶葉樹林であるかなというような気もいたしておりまして、そういう意味で複層樹林の造成というのが非常に大事だと思っておるわけでございます。
ですから、ああいう阿蘇の地帯なんかのようないわゆる特殊な土質の上に、火成岩基盤の上に火山灰土が表土として乗っているような傾斜地に対しましては、やはり縁を二、三百メートル緊急保安林として濶葉樹林、早く崩壊を防止できる植樹を強制分収林としてでもあそこに対応しなかったら、これからの災害は防げないんじゃないか、こう思っているわけでございます。
以上のことから私どもは次の点を特に皆さま方にお願いいたしたいわけでございますが、まず向こう三カ年間、現在林野庁が進めている濶葉樹林、ブナ原生林などの国有林の伐採を全面的に中止していただきたい。そうして、その三年間に現存原生林の公益的な機能を再評価していただきたい。その場合には、集落とか、その近接する都市部の生活とのかかわり合いにおいてその公益的な機能を再評価すべきである。
、次第に目ぼしい小団地というものの開発は進んで参りまして、なくなりつつある現状でございまして、今後の奥地開発の問題といたしまして残されますのは、いわゆる相当大規模な未利用林を持っておりますいわゆる未利用の地域というものでありまして、こういう所はすでに下流の一部は開発をされしまして、そのような所にはかなり有利な針葉樹林もできておるわけでございますが、いずれも相当長い流域でございまして、その奥地には濶葉樹林及
その内訳は針葉樹林五十町歩、濶葉樹林二百七十町歩、竹林五町歩でありあます。外にこの両岸におきましての流失といたしましては水田の流失が四十町歩、畑の流失百五十町歩、それに家屋の流失が住家は百六十六戸、附属建物が四百十八棟、水車が十七棟ございましたが、これは全部一つも残らず流失いたしております。